横浜ジャズ研 - This is how I feel about jazz

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横浜ジャズ研 研究発表 DJ mix
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横濱ジャズ研
日本ジャズ発祥の地、横浜で開催するクラブジャズイベント。 Quincy Jones先生の名盤、 "This Is How I Feel About Jazz" の問いに対して、 4人の研究員が考えるジャズを 50〜60年代、2000年の生音ジャズを中心にDJで表現します。また横濱ジャズ研ではクラブイベントの新しい試みとして毎回講義を開講。 研究員がマイクを持って、日々の研究成果をテーマに沿って解説します。

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【復習】【第5回】横濱ジャズ研講義「ご当地ジャズ概論」 2008.06.10 Tuesday
講義
一周年を迎えた、「横濱ジャズ研」これまでいちばんの大入り。

多数のお客さまをお迎えできたことが、なにより記念すべきアニバーサリーでした。これから更におみやげを増やして、次の一年をみなさんと素敵な時間を持てればと思います。それも、とびっきりハートに届くおみやげを。

これから"with チアーズ(川崎ジャズ研)"、"黄金町ジャズ研(左岸のBar Outsiders)"と続きますが、ひとまず、今回のジャズ研講義のおさらいをしたいと思います。次回予定のチェックはトップページ「ジャズ研・イベント」をご参照下さいね。

今回は「ご当地ジャズ概論」ということで、横濱のパワースポット(?)に絡めたトラックをご紹介しましたが、これまた不思議な横濱の磁場と音のコラボレーションが楽しめました。

横濱のご当地は沿岸を中心に、古くから埋立、造成とともに歩んできた歴史があります。それも、江戸の時代のものからつい最近の工事まで、幾層にも渡って地層のように折り重なっているのは皆さんもご存知のところだと思います。

歴史のある街というのはどこでも地面の下に、路地裏に、そういった年輪を持っているものですが、横濱ではそれに加えて海外へ開かれた窓と、集う人間の営みに付随して回る歓楽のあれこれがバームクーヘンの如くみっちり詰まっていると、横浜の街角に立ってそう感じるのは私だけではないですよね。

歓楽、つまり大人の夜の遊び方に関して横濱はは、異国情緒や地形の面白さとも相俟って、宿場町時代から近代のデートスポットに至るまで、少しずつ形を変えながらブランドイメージと言ってもよい牽引力を保ち続けています。形にならない遊び方への情念のようなものでしょう。

私たちよりすこし上の世代の先達は、横濱の夜の愉しみ方に特に長けていたように思います。それは野毛の路地裏に、黄金町の川沿いに、山下公園よりも関外に、今でも息づいている時代の質感であり、それはジャズの時代の空気です。今でも薄暗いジャズクラブの隅っこに、飾り気のないバーの煤けた壁に、その空気を感じることができます。

そんな折り重なる地層を如何に、捻じ曲げたり、不自然な着色をしたりせずに、現代の横濱に彩ることができるか。そして新たな地層の一つを成すシーンを築くことができるか。今回の「横濱ご当地ジャズ」の試みは、そんな架け橋の一つとならんことを願っての、素敵に楽しい実験です。


と、いった趣旨でお送りした今回の講義、聞き逃した方と来られなかった方のために、私のご紹介した場所と音を、おさらいします。他のDJの講義も順次upしますので、そちらも乞うご期待。

場所・エリア: 横浜公園 岩亀楼跡
曲: Avila and Tequila / Hank Mobley
アルバム: "Hank Mobley Quartet"(BLUE NOTE 1955)

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